自作パソコンは自由度が高く、それはメーカー品とは比べ物にならない程です。メーカーが製造と販売を行う既製品は、予め工場から出荷される段階でマシンスペックが決まります。ユーザーが自由にマシンスペックを構成する事は出来ず、家電量販店の店頭で各製品を比較する位です。有り体に言えば、妥協が絶対にいるのがメーカー製パソコンの欠点です。
自分の思い描く理想的なマシンスペックを持つ既製品はなく、値段やパフォーマンスやデザインなど、どれかを必ず我慢しなければなりません。一方で自作パソコンであれば、PCケースのデザインや色や内部に搭載する各部品までも自由自在です。自作パソコンなら既製品を買うよりも、随分とお安く新型マシンがゲット出来るので、DIYのように最近は若い男女の間でも流行り始めています。以前はパソコン上級者向けの趣味でしたが、最近は低価格で買えるパソコンパーツや専用のキットが充実して来ました。
ネット上にも自作パソコンに関する情報源やアドバイスが豊富にあります。自分の身近にITに詳しい先輩や家族がいなくても平気、ネット検索で知りたい情報はくまなく見られます。自作パソコンの部品やキットを販売する通販サイトも豊富になっており、初心者向けのアドバイス用ページを設けるお店も多いです。さらに問い合わせフォームから、自作に関する相談や見積もりが出来ます。
初心者に優しいサービスが豊富になり、良い意味で挑戦のハードルが下がって来ました。