自作などでパソコンパーツを選ぶ場合は、目的や予算と相談した上で、なるべく新しいものを選定することが基本です。予算は大切な要素ですが、古いものだと性能が十分に発揮されなかったり、目的を達成できない可能性があります。ただ新しいというだけでパソコンパーツを選ぶと、予算がギリギリになったりオーバーしてしまう恐れが強まります。そこで、予算を先に決めておき、金額で絞り込んでパソコンパーツをリストアップすることで、新しく目的に合うものが選びやすくなります。

当然ですが、予算が小さければその分選択肢が小さくなってしまいますから、相場を把握して予算を組むことが肝心です。使い方で劣化しやすいCPUや、可動部品が故障原因となるHDDは、手頃な価格だとしても中古で購入するのはやめた方が良いと考えられます。CPUは、処理の負担による熱の影響を受けやすいので、例えば業務や研究用とで24時間稼働させていたり、オーバークロック歴があると寿命が縮まります。中古は見た目でどのような使われ方がしたか分かりませんから、取り敢えず繋ぎで買う、といった使い方でなければ中古は避けるのが賢明です。

HDDも同様に、ハードな使い方がされた可能性がありますし、ぶつけたり落として衝撃が加わっている恐れも存在します。逆に、メモリやSSDは劣化しにくいパソコンパーツで、特に後者はソフトで履歴や状態が分かりますから、中古でも購入を検討できるアイテムです。

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