自動車で怖いブレーキの使いすぎ

自動車で峠などを下るときに、長い時間ブレーキを踏み続けていると、だんだんブレーキの利きが悪くなってしまい危険です。これは、長い時間連続でフットブレーキを踏み続けることによって、ブレーキのディスクとパッドが接し続ける状態になり、許容範囲を超える熱が発生してしまうからです。そして、許容範囲を超える熱が発生するとブレーキの摩擦係数が下がり、制動力が低下してしまい、利きが悪くなってしまうのです。この現象をフェード現象といいます。

また、フェード現象が発生した状態でさらにブレーキを踏み続けると、今度はペーパーロック現象を引き起こします。これは、ブレーキフルードにまで熱が伝わって沸騰してしまい、フルードの中に気泡が発生してしまうからです。ブレーキフルードはブレーキペダルを踏んだときにブレーキパッドを押し出すピストンをつなぐ役割があるもので、これが気泡化してしまうことで、いくらブレーキを踏んでもブレーキが利かなくなってしまうのです。このような危険を防ぐためには、長い下り坂を下るときに、エンジンブレーキを活用することです。

エンジンブレーキとは、3速、2速とギアをダウンさせることでスピードを落としていくことを言います。マニュアルミッション自動車はわかりやすいですが、オートマミッションの自動車でも、オーバードライブを解除したり、3速、2速とシフトを落とすことができるようになっています。積極的にエンジンブレーキを活用すれば、ブレーキパッドの寿命を延ばすメリットもあります。

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